京都市上京区の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科・一般内科・小児科 吉岡医院

医療法人博侑会 吉岡医院
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対策型検診でも胃カメラが推奨されました

2015年7月7日

梅雨らしいじめじめした天気が続いています。
台風の接近もあり、
しばらくは雨模様でしょうか?

天候不順のせいか、
小児科では風邪の患者様、
手足口病の患者様が多いようです。

家族内で広がっていることもあり、
うがい、手洗い、マスクの着用など、
予防なさって下さいね。


さて以前このブログで、胃がん検診について
バリウムと胃カメラについて述べたことがあります。

現在対策型の胃癌検診は、
バリウムによる胃X線検査のみが推奨され、
胃カメラは推奨されていません。

今回、国立がん研究センターから、
「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン」
2014年度版が公表されました。

その中で市区町村が実施する胃がん検診に、
はじめて「内視鏡検査」が推奨されました。

報告によると、
内視鏡検査はX線検査に比べ、
がんの人をより正確に診断(発見)できる、
(見落としが少ない)、とのことです。

今までもこの事実はある意味「当たり前」で、
バリウム検査は胃カメラより見落としが多いため、
危険ではないかと考えられていました。

ようやく胃カメラが認められたことになります。
(ちょっと遅かった気もしますが・・・)

また今回の内視鏡検診の推奨年齢は
がんのリスクが高まる50歳以上となっています。
受ける間隔は2-3年でもよいとしています。

現在の胃X線検査の対象年齢は40歳ですが、
ピロリ菌感染率が低下していることより、
50歳からの推奨に変わっていくようです。

 

また最近注目されている、
ペプシノゲン検査やヘリコバクタ抗体検査等は、
死亡率減少効果の評価研究が十分でなく、
対策型検診から見送られました。

これから8月になると、
もう少し具体的な手順が示されるそうです。
また機会があればご報告します。


今日は七夕ですが、
皆様何かお願い事は
されましたでしょうか?

昨日はなでしこJAPNの優勝が叶わず、
本当に残念でした。
4年前の感動と興奮をもう一度と
願っていたのですが・・・。

立ち上がりの大量失点で、
お得意の接戦に持ち込むことが
できませんでした。

今回はアメリカの優勝したい気持ちが、
決勝に残りほっと一息ついた日本に比べ、
勝っているような気がしました。

しかし、
3大会連続で決勝に残るのは、
並大抵のことではないと思います。

決勝には負けてしまいましたが、
男子サッカーがピリッとしないなか、
素晴らしい戦いを見せていただきました。

また次回も頑張ってください!