医療法人博侑会 吉岡医院

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京都府ピロリ除菌治療費助成事業について

2017年11月27日

今年も残すところあと1月になりました。
あっという間に今年も終わりです。

今年は11月より寒い日があり、
風邪の患者様が多いようです。

本日当院でインフルエンザの患者様が2名出ました。
まだこの周辺では流行の話は聞きませんが、
拡がりはじめると早いものです。

インフルエンザ予防接種まだの方は、
ようやく供給が追い付いてきましたので、
早めにご予約下さい。

 

 

さて今回はピロリ菌に関する話題です。

近頃京都府よりピロリ菌に関する助成事業の
報告がありましたのでお知らせいたします。

事業の名称は
「胃がん予防ヘリコバクター・ピロリ除菌治療助成事業」
というものです。

内容はどうかと申しますと、

健診等でピロリ菌感染が判明した(疑いも含む)方に対し、
その後の医療機関で保険診療で除菌した自己負担額のうち、
「2000円を京都府が補助する」というものです。

助成させれるのはピロリ菌の1次除菌、
治療のための受診から除菌が成功したかどうかの
判定検査までが対象で、
その中の上限2000円分ということになります。

1次除菌が不成功となった際の、
2次除菌は助成の対象にはなっていません。

対象者となる方の「健診等」というのは、
市町村ピロリ菌検査、健診、人間ドック等のことで、
胃炎の症状などで医療機関を受診し、
ピロリ菌が判明した方は、対象外とのことです。

つまり、最近全国的に広がっている、
健診や自治体のピロリ菌検査でひっかかった方、
(京都市ならABC検診ですが)、
その様な方をきちんと除菌治療まで持っていく、
そのための助成事業のようです。

web上で調べたところ、
あまり分かり易い情報はありませんでした。
かろうじて下のリンクに内容の記載がありました。

京都府広報第40号

こういうのを読み解くのは困難ですね。

京都府のホームページには掲載はありましたが、
詳細は見れませんでした。

あんしん医療強化事業費 (がん対策特別強化事業費)

これでは困りますね。
案内になっていません。
この事業の恩恵を受けられませんね。

10月26日に公示されたところなので、
これからポスター等で通知されるのでしょうか?
ちょっと様子を見てみましょう。

平成29年4月1日以降に終了した除菌治療が
対象となりますので、該当する方は、
一度相談してみるといいかもしれません。

必要な書類は申請書と、
医療機関の明細書、領収書だそうです。
明細書、領収書は通常再発行されませんので、
年度が替わるまでの間は大切に保管しましょう。

 

問い合わせ先:
京都府健康福祉部健康対策課がん対策担当
TEL 075-414-4766

 

ということでまとめますと、

ご自身のピロリ菌について、
感染の有無をご存じない方は、

先ず、

京都市のABC検診(500円)を受け、
感染のあると診断された方は、
胃がんがないか胃カメラを受けたのち、

ピロリ菌の除菌を行いましょう。

その際には、
この京都府の助成事業を利用し、
2000円の補助のもとに治療へ・・・。

こういう流れではないでしょうか。

因みにABC検診の対象は40歳以上で、
5年に1度の年になりますので、
すぐに受けられないこともあります。

こちらも参考になさってください。
京都市胃がんリスク層別化検診(ABC検診)

 

しかしですよ、
京都市のABC検診は5年に一度、
京都府の除菌補助は2000円、
それほど恩恵を受けるとは言い難いです。

しかも除菌の対象者には、
医療機関で見つかったピロリ菌は含まれず・・・。

また啓蒙もほとんど行われず・・・。

全国の自治体で広がりを見せるのに合わせ、
「京都でもやってますよ」
という程度ではないでしょうか。
「胃がんを撲滅するぞ!」という、
気概を感じることはできませんね・・・。

 

因みにピロリ菌の検査、治療には、
保険診療では必ず胃カメラが必要です。
当院でも行っておりますので、
ご希望の方はご相談ください。

 

 

吉岡医院  吉岡幹博