医療法人博侑会 吉岡医院

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大腸カメラについて

  • 検査は月曜から土曜に行っております。午前中来院いただき午後から検査となります。
  • 検査をご希望の方は、一度受診してください。希望日がある場合は、一度電話でご連絡いただき先に日程を決定していただいても結構です。その場合は検査日の2日前までに必ず受診してください。

大腸カメラとは

大腸カメラは正式には下部消化管内視鏡検査といいます。

胃カメラより少し太くて長いカメラを肛門より挿入し、ゆっくりと大腸の奥に挿入します。大腸の始まる盲腸まで挿入すると、そこから少し空気を送り大腸を広げながら観察します。

大腸は奥から盲腸→上行結腸→横行結腸→下行結腸→S状結腸→直腸→肛門と場所の名前がついており、ゆっくり引き抜きながら検査を行います。

大腸の中は襞(ひだ)がたくさんありますので襞を分けながら大腸粘膜を観察し、途中に炎症やポリープがあれば、色素をかけたり、拡大機能を用いたりしてより詳細に観察します。場合によってはカメラの先より鉗子を出して組織採取(生検)を行い、どのような性質のものか、良性か悪性(がん)かの検査に提出します(病理組織検査)。小さなポリープは条件が合えば切除することもできます。

通常、カメラを盲腸まで挿入するのに約5~10分、抜きながら観察するのに約10~20分程度かかり、合計では30分ぐらいの検査です。

この様な症状があれば検査を受けてください

  • 検診で便潜血陽性になった。(1回でも)
  • 便秘がある、または最近便秘がひどくなった。
  • 細い便が出る。
  • 下痢が続く。下痢に血が混じる。
  • 排便後に出血がある。
  • 便に血液が混じる。(赤レンガ色の便が出る)
  • お腹が張る。
  • 腹痛がある。
  • 痔がある。
大腸カメラとは

大腸カメラでわかる主な病気

大腸がん、大腸ポリープ、腫瘍性大腸炎、クローン病、虚血性腸炎、感染性腸炎、大腸憩室病、内痔核、など

苦痛の少ない大腸カメラを目指しています

大腸カメラは胃カメラや超音波検査などと比べると、どうしても敬遠されがちな検査です。
それはやはりお尻から検査を行うことに対する抵抗、たくさんの下剤を飲んで腸の中を空っぽにしてから行う手間や、検査自体しんどくてつらいイメージがあるからではないでしょうか。

しかし、以前に比べると大腸カメラは楽に受けられるようになりました。

それは挿入の仕方が痛みの少ない方法(無送気軸保持短縮法)が主流になったこと、カメラ自体の性能が向上したことによります。当院でも高性能なカメラを用いて、安全で苦痛の少ない検査を行っております。

以前に開腹手術を受け腸に癒着のある方、高度の便秘があり腸管が長く伸びている方、腸の屈曲(曲がり角)が強い方などは慎重に挿入しても痛みが出ることがあります。そういった患者さまには、痛み止めや少し緊張の取れるお薬を注射して苦痛を軽減して行っております。

ポリープなどの病気が早く見つかれば簡単な治療で済むこともあり、逆に放置すると悪くなってから見つかることとなり治療の負担も大きくなります。そのようなことが無いように必要なときには検査を受けなければなりません。当院では患者さまの症状をよくお聞きし相談した上で、適切にお受けいただくお手伝いをさせていただきます。

苦痛の少ない大腸カメラを目指しています

炭酸ガス送気装置(UCR)を導入しております

腸管に空気が入るとお腹が張りますが、炭酸ガスは腸管内ですぐに吸収されて消失しますので、検査後ほとんどお腹が張りません。
もともとは腹腔鏡手術や内視鏡手術といった長い治療の際に使用されていますが、当院では一般の大腸カメラでも使用しております。以前に比べると検査後の苦痛がかなり軽減されるようになりました。クリニックで導入されているところはまだ少ないかもしれません。特にこれまで検査後の苦痛が強かった方にはおすすめいたします。

UCR

準備は個室で気楽に行えます

当院では御来院から検査までの準備時間を、トイレつきの個室でゆっくり行っていただきます。
他の検査の方とトイレを共有しませんので、自分のペースで気兼ねなく準備していただけます。
また液晶テレビ、パソコン用デスクもあり、待ち時間を有効に活用いただけるよう配慮しております。

個室

定期的な大腸カメラで大腸癌の予防を!

大腸がんはわが国で男女とも増え続けています。
食生活の欧米化に伴い高脂肪高蛋白の食事が影響しているものと考えられ、近い将来死因のトップとなると予想されています。

現在大腸がんの検診には、通常便鮮血検査を2回おこなっています。しかしこの検査では早期癌はほとんど見つからず、進行がんに至っても十分な検出はできないことが分かっています。つまり便鮮血検査で異常がなくても大腸がんは否定できないということです。

大腸がんの多くは、大腸腺腫という良性腫瘍(大腸ポリープの大部分)を経てゆっくりと大きくなってきます。従って大腸腺腫の段階で内視鏡的に切除してしまえば、体にも少ない負担で大腸がんは予防できます。
しかし、大腸がんとして見つかると、内視鏡的に切除できる割合は減少し、長期入院での手術、時には抗がん剤の治療という大変大きな負担がかかることがあります。以上を考慮すると、たとえ無症状であっても定期的に大腸カメラお受けいただき、大腸癌・大腸腺腫(ポリープ)を検査・治療して、大腸癌を予防することが大切といえます。

定期的な検査

内視鏡機器からの感染対策について

近年、様々な医療分野において、医療機器を介した感染の問題が起こっております。

消化器内視鏡も同様で、以前は胃カメラを介してのピロリ菌感染が報告されました。内視鏡の構造が複雑化するにつれ、確実な洗浄・消毒が難しくなり、それが不十分であれば様々な細菌やウイルスの感染を内視鏡を通じてひき起こされます。

ただし、きちんと正しい方法で洗浄、消毒を行えば感染を防止することができ、このことは患者さまに安心して検査を受けていただくとても重要な問題です。現在は、日本消化器内視鏡学会から『消化器内視鏡ガイドライン』が定められ、当院はその基準を満たす高水準の内視鏡消毒装置を導入し患者さまの安全の確保に努めております。

また組織を採取する生検鉗子や、ポリープを切除するスネアはすべて使い捨てになっております。
患者様ごとに新しい器具を使用しますので、器具を介しての感染の心配はありません。

感染症対策

大腸カメラ検査の前に

1.受診

受診
緊急の場合を除き、一度は当院を受診していただきます。

2.診察

診察
問診票を記入の上、大腸カメラを受けたことがあるか、前回いつごろ受けたか、その時に言われたことなどお聞きします。また、アレルギー歴や抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)の服用の有無をチェックします。

3.予約

予約
検査日程の予約をおとりします。
前日からの検査食や使用するお薬など、検査や治療の詳しい説明を聞いていただき、承諾書にサインしていただきます。
眠る麻酔をご希望の方はご相談下さい。

大腸カメラ検査・治療の流れ

1.検査前日

Flow1

前日はあらかじめ購入いただいた検査食を、朝から摂っていただきます。寝る前に『マグコロールP』という下剤を、水約200mlに溶かして飲んでいただきます。

食べ物は検査食のみとなりますが、飲み物は自由に摂っていただいてかまいません。

2.検査当日

Flow2

当日は朝食を摂らずに9時頃来院していただきます。診察室で血圧を測定し、当日の体調をお伺いいたします。

3.内視鏡準備室に移動します

Flow3

専用トイレつきの個室を用意しております。テレビやパソコン用のデスクがあり、検査開始まですごしていただきます。

4.下剤を飲み、腸の中を空にします

Flow4

液体の下剤(ニフレック)を準備しておりますので、入室後から飲み始めていただきます。

約200mlずつお飲みいただき、順次排便状態をチェックいたします。1.5L飲んだところで黄色で透明な水様便になれば下剤は終了となりますが、泥状便や有形便が出るようであれば、追加で500ml飲んでいただきます。

また液体の下剤が苦手な方は、錠剤をお水またはお茶でお飲みいただくこともできますので、医師にご相談ください。

5.検査室に移動します

Flow5

13時ごろになるとたいていの方は水様便となり、検査が可能となります。準備室で検査着に着替えた後、内視鏡室に移動します。

6.検査を始めます

Flow6

検査台にあがり左下に横向きに寝ていただきます。カメラを肛門からそっと入れ、大腸の中を便の流れとは反対方向に、盲腸に到達するまでゆっくりと奥に進めていきます。

腸が長めの方、過去の手術などで癒着がある方は、挿入に時間がかかったり痛みが出たりすることがありますので、体の向きを変えながら慎重に挿入します。

7.観察します

Flow7

盲腸まで到達したら、カメラをゆっくり引き抜きながら観察を行います。検査中希望されればモニターを一緒に見ながら説明いたします。疑問点があればその場でお聞きいただいて結構です。

ポリープなどの病変があれば詳細に観察し、場合によっては組織を採取し(病理組織検査)、良性か悪性(がん)か、今後処置が必要かなどを調べます。

切除可能なポリープであれば、この時に内視鏡的切除を行います。
切除が難しいポリープや、数が多くて治療に時間がかかる場合などは切除を見合わせることもあります。

8.検査が終了しました

Flow8

検査中、腸の中に空気が入っておなかが張っています。トイレでガスを出しておなかの状態が改善したら着替えていただきます。

診察室にあるモニターで、写真をみながら検査結果をご説明いたします。

9.お疲れ様でした

Flow9

おなか具合や気分が悪くなければ帰宅していただけます。